商品スペック
<SIZE>
本体サイズ:幅26cm×奥行20cm×高さ27cm
5kg用
<MATERIAL>
材質:会津桐(奥会津産)
<TYPE>
仕上げ:無塗装
桐一合マス付き
日本製
商品について
優れた防湿効果で、お米の美味しさ長持ち
国宝文化財等の保存箱も手がける会津桐タンス株式会社による、密閉性、断熱性の良い米びつです。防湿性に優れた会津桐を使用しており、お米の風味が落ちないように保存していただけます。また、漂白をせず何年間も自然乾燥を施した会津桐は食物の保管にも最適です。ご家庭で、一生大事にお使いいただけます。
5kg用と10kg用をお取り扱いしておりますので、お好みのサイズからお選びください。
緻密な木質と銀白色の明瞭な木目
豪雪地帯で知られる奥会津三島町で育つ会津桐には、厳しい冬を越えることによって、 光沢のある緻密な木質と銀白色の太く明瞭な木目が現れます。その材質は、国宝などの文化財の収蔵箱の素材として指定されるほど秀でたものです。会津特有の厳しい寒さと湿潤な風土が、国内最高品質と謳われる希少な価値を生み出しています。
日本人と桐
平和な時代が訪れると「鳳凰が桐に棲む」という伝承に倣い、日本でも嵯峨天皇の時代から、平和への祈念を込め、桐紋が使われるようになったと言われています。そして現在でも「五七桐」は日本国政府の紋章として使用されています。桐は神聖視されてきただけでなく、吸湿性・通気性に優れている点から、着物の収納箱の素材として実用されるなど、大切な衣類や食料を守ために欠かせないものとして、日本人の暮らしに役立てられてきました。
わずか1.8%の国産材 - 会津桐の希少性 -
しかし現在では長期にわたる安価な海外産桐材の流入により、国産桐材の価格の下落を招き、国内消費量の約98%以上が外材という輸入依存率の高い深刻な状況です。一方、国内桐の生産量の2/3を占める福島県の会津地方では、江戸時代から現在に至るまで、熱心に研究や植林が行われてきており、最高品質の桐の産地として知られています。古くより日本が育んできた上質な国産桐を枯渇させない、そして地域資源を未来に継承していくためのサステナビリティー(持続可能性)を高く意識した努力が日々続けられています。