奥会津伝統工芸 展示販売会
大丸東京店にて、奥会津伝統工芸 展示販売会を開催します!
奥会津伝統工芸 展示販売会
〜縄文から伝わる手仕事〜
【会期】2025年1月22日〜28日
【会場】大丸東京店 10階 和ぎゃらりい
東京都千代田区丸の内1-9-1
https://www.daimaru.co.jp/tokyo/access.html
東京都千代田区丸の内1-9-1
https://www.daimaru.co.jp/tokyo/access.html
からむし織、ヒロロ編み組み細工の実演や、からむし織コースター作り体験(日にち限定)も行います。
<奥会津の伝統工芸について>
国内有数の豪雪地帯で知られる福島県奥会津地域では、古くより雪国特有の生活工芸が育まれて来ました。 長く厳しい冬の手仕事として受け継がれて来た「草木を編む、草木を織る」生活の知恵は、縄文時代にまで遡ります。 家族をつくり、家族を守り、家族を愛し、幸せな暮らしを目指した私たちの縄文の祖先は、山の恩恵を活かすことで持続可能な社会を営んで来ました。 そして3000年以上の時が過ぎた現在でも、奥会津地域の人たちは、自然素材を大切に活かした手作りによるモノづくりを続けています。
からむし織り(昭和村)https://www.karamushi.co.jp/work.html
「からむし」は、苧麻(ちょま)とも呼ばれるイラクサ科の多年草で、上布の原料として昭和村で栽培が続けられています。 畑で栽培されたからむしの茎から取り出された繊維は、昭和村のからむし織のほか、重要無形文化財である越後上布・小千谷縮布の原料に使われています。 「からむし織」は、通気性・吸湿性に富み、織り上げられた布は軽くしなやかで、独特のハリがもたらす涼しい着心地は、一度体験すると他の織物を着ることができないと言われるほどです。平成29年には、その古くから続く技術が評価され、「奥会津昭和からむし織」が国の伝統的工芸品に指定されました。
国内有数の豪雪地帯で知られる福島県奥会津地域では、古くより雪国特有の生活工芸が育まれて来ました。 長く厳しい冬の手仕事として受け継がれて来た「草木を編む、草木を織る」生活の知恵は、縄文時代にまで遡ります。 家族をつくり、家族を守り、家族を愛し、幸せな暮らしを目指した私たちの縄文の祖先は、山の恩恵を活かすことで持続可能な社会を営んで来ました。 そして3000年以上の時が過ぎた現在でも、奥会津地域の人たちは、自然素材を大切に活かした手作りによるモノづくりを続けています。
からむし織り(昭和村)https://www.karamushi.co.jp/work.html
「からむし」は、苧麻(ちょま)とも呼ばれるイラクサ科の多年草で、上布の原料として昭和村で栽培が続けられています。 畑で栽培されたからむしの茎から取り出された繊維は、昭和村のからむし織のほか、重要無形文化財である越後上布・小千谷縮布の原料に使われています。 「からむし織」は、通気性・吸湿性に富み、織り上げられた布は軽くしなやかで、独特のハリがもたらす涼しい着心地は、一度体験すると他の織物を着ることができないと言われるほどです。平成29年には、その古くから続く技術が評価され、「奥会津昭和からむし織」が国の伝統的工芸品に指定されました。
編み組み細工(三島町)https://www.okuaizu-amikumi.jp/amikumi/
奥会津編み組細工は、奥会津地方の山間部で採取されるヒロロ、山ブドウやマタタビなどの植物を素材とする編み組細工で、山間地における積雪期の手仕事として、 日常の生活に用いる籠や笊などが伝承されてきました。 福島県大沼郡三島町を主な産地とし、ヒロロ、山ブドウ、マタタビ素材とした手さげ籠、抱え籠、肩かけ籠・菓子器・炊事用具などが作られています。自然素材を用いた堅牢で 素朴な手編みの良さが特徴です。 地域に住み続けている高齢者を中心に一つ一つ丁寧に制作すると共に、全国から伝承生を受け入れ、伝統を絶やすこと無く指導にも励んでいます。
<希少な国産桐(会津桐)について>
桐材は防湿性や防虫性能に優れた木材であるため、多湿な日本の暮らしに欠かせない収納家具(桐箪笥等)として、江戸時代より使われて来ました。 中でも寒冷地の桐材は木目が細かく上質なため人気が高く、「会津桐」「南部桐」「秋田桐」「津南桐」はブランド桐として、地域の植栽農家や林業家の暮らしを支えて来ました。 しかし現在では、生活様式の変化や、安価な外材桐等の流入もあり、国内での植栽はほとんど行われなくなってしまいました。 (現に国産桐の国内流通依存率は2.3%以下にまで減少)
「桐の里」で知られる奥会津の三島町では、会津桐を後世に残すために、地域を上げて育苗から30年から35年に及ぶ、丁寧な植栽を続けています。
<希少な国産桐(会津桐)について>
桐材は防湿性や防虫性能に優れた木材であるため、多湿な日本の暮らしに欠かせない収納家具(桐箪笥等)として、江戸時代より使われて来ました。 中でも寒冷地の桐材は木目が細かく上質なため人気が高く、「会津桐」「南部桐」「秋田桐」「津南桐」はブランド桐として、地域の植栽農家や林業家の暮らしを支えて来ました。 しかし現在では、生活様式の変化や、安価な外材桐等の流入もあり、国内での植栽はほとんど行われなくなってしまいました。 (現に国産桐の国内流通依存率は2.3%以下にまで減少)
「桐の里」で知られる奥会津の三島町では、会津桐を後世に残すために、地域を上げて育苗から30年から35年に及ぶ、丁寧な植栽を続けています。